![藪の中](https://bodogenavi.com/wp-content/uploads/2021/04/yabunonaka1-1024x1024.jpg)
![](https://bodogenavi.com/wp-content/uploads/2021/05/avatar_kareo.jpg)
今日はオインクゲームズさんから発売されている
「藪の中」を紹介します!
ゲーム概要
「藪の中」はある殺人現場の目撃者となって、真犯人を探し出すゲームです。
各プレイヤーはそれぞれ異なる目撃証言を持っており、
各々の視点から見た推理で犯人を探します。
同じ殺人事件のはずなのに、なぜ証言が食い違うのか?
あなたはこの事件の謎が解けるでしょうか。
![](https://bodogenavi.com/wp-content/uploads/2021/05/avatar_kareo.jpg)
僕が持っている旧版のレビューになります。
ですが基本ルールは同じようなので雰囲気は伝わるかと!
ゲーム準備
この人が犯人ですチップを受け取る
全員にそれぞれ1色5枚の「この人が犯人ですチップ」を受け取る。
![この人が犯人ですチップ](https://bodogenavi.com/wp-content/uploads/2021/04/yabunonaka2.jpg)
すべてオモテ面(目のマークの方)で受け取ります。
ウラ面は間違った犯人を選んだ時のペナルティ用に使う
ゲームの流れ
事件現場をつくる
「容疑者カード」をシャッフルし各プレイヤーに1枚ずつ配ります。
その後、テーブル中央に3人の容疑者と、1人の死体をウラ向きで並べます。
![事件現場](https://bodogenavi.com/wp-content/uploads/2021/04/yabunonaka3.jpg)
容疑者カードには2~8の7枚と、何も書かれていない「シロ」が1枚の合計8枚があります。
![容疑者カード](https://bodogenavi.com/wp-content/uploads/2021/04/yabunonaka4.jpg)
アリバイを確認する
自分が持っている容疑者カードのオモテ面をこっそり確認します。
その後、容疑者カードを右隣のプレイヤーに渡します。
自分は左隣のプレイヤーから容疑者カードを受け取り、オモテ面を確認します。
![](https://bodogenavi.com/wp-content/uploads/2021/05/avatar_kareo.jpg)
「アリバイがあって確実に容疑者ではないカード」を確認しました
犯人を決める3つのルール
数字が大きい容疑者が犯人
3人の容疑者の中でもっとも大きい数字が犯人です。
![数字が大きい容疑者が犯人](https://bodogenavi.com/wp-content/uploads/2021/04/yabunonaka5.jpg)
上記では7が犯人になります。
容疑者の中に5がいたら数字が小さい容疑者が犯人
3人の容疑者の中に5がいた場合、もっとも小さい数字が犯人です。
![容疑者の中に5がいたら数字が小さい容疑者が犯人](https://bodogenavi.com/wp-content/uploads/2021/04/yabunonaka6.jpg)
上記では3が犯人になります。
![](https://bodogenavi.com/wp-content/uploads/2021/05/avatar_kareo.jpg)
シロは犯人ではない
数字が書かれていないカードは犯人になることはありません。
犯人の捜査
スタートプレイヤーから手番を行ないます。
3人の容疑者のうち2枚のオモテを見て、
見なかった容疑者のところに「見なかったマーカー」を置きます。
![見なかったマーカー](https://bodogenavi.com/wp-content/uploads/2021/04/yabunonaka7.jpg)
その後、犯人だと思う容疑者に「この人が犯人ですチップ」を置きます。
![この人が犯人ですチップ](https://bodogenavi.com/wp-content/uploads/2021/04/yabunonaka8.jpg)
見ていない容疑者のところに「この人が犯人ですチップ」を置いても構いません
スタートプレイヤーのあとは順番に、時計回りに手番を行ないます。
同様に2枚の容疑者カードのオモテを確認しますが、
見ることができるのは右隣の人がチップを置いた容疑者以外の2枚です。
![チップが置かれていない容疑者を見る](https://bodogenavi.com/wp-content/uploads/2021/04/yabunonaka9.jpg)
その後、犯人だと思う容疑者に「この人が犯人ですチップ」を置きます。
すでにチップが置かれている容疑者を選んだ場合は、チップは上に重ねて置きます。
![チップは重ねる](https://bodogenavi.com/wp-content/uploads/2021/04/yabunonaka10.jpg)
真相解明
全員がチップを置いたら、容疑者をすべてオモテにして犯人を確認します。
犯人に置かれたチップ
見事に犯人を見抜いた人のチップは、すべてそのプレイヤーの手元に返します。
犯人ではないところに置かれたチップ
残念ながら犯人を見抜けなかったペナルティを受けなければいけません。
その容疑者に一番最後にチップを置いた人が、全てのチップを受け取ります。
受け取る時にチップを裏返し「嘘つきチップ」にします。
嘘つきチップとは
ウソの証言をしたというペナルティを表し、
以降のゲームで「この人が犯人です」に使用することはできません。
![](https://bodogenavi.com/wp-content/uploads/2021/05/avatar_kareo.jpg)
判決
以下のいずれかの条件を満たしていた場合、ゲームを終了します。
- 「嘘つきチップ」を5枚以上持っている人がいる
- 「この人が犯人です」チップが0枚の人がいる
ゲームを終了した時に「嘘つきチップ」の少ない人の勝利です。
条件を満たさなかった場合は、スタートプレイヤーを時計回りに交代して
「事件現場をつくる」から続行します。
ゲームの感想
それぞれが異なる証言を持って行なう推理ゲームです。
8枚中4枚を見てから犯人を選べるので、そこそこに正解できます。
状況によっては確定で犯人が分かるケースもあります。
自分が「5」のアリバイを見ていて、容疑者で「8」を見つけたときなどがそうです。
ただ、このゲームは単純に犯人を当てるだけではなく、
騙し合い、ブラフのゲームでもあるのが面白いところです。
例えば、自分の前のプレイヤーが左と真ん中の2人を確認して
左の容疑者にチップを置きました。
![事件現場](https://bodogenavi.com/wp-content/uploads/2021/04/yabunonaka11.jpg)
前のプレイヤーが左の容疑者にチップを置いたので、
あなたはそれ以外の真ん中と右の容疑者を確認します。
その結果、真ん中が「5」で右が「8」でした。
![あなたの確認結果](https://bodogenavi.com/wp-content/uploads/2021/04/yabunonaka12.jpg)
あなたは考えます。
![](https://bodogenavi.com/wp-content/uploads/2021/05/avatar_kareo.jpg)
数字の逆転を知りつつ左に置いたってことは、
左は「5」より小さいんだ!
あなたは左の容疑者が犯人だと推理し、チップを重ねました。
しかし結果は以下でした。
![真相解明](https://bodogenavi.com/wp-content/uploads/2021/04/yabunonaka13.jpg)
犯人はもっとも小さい「5」です。
「6」を選んだプレイヤーは全員間違いですが、
ペナルティのチップを受け取るのは上にチップを重ねているあなたです!
前のプレイヤーは「5」と「6」を確認して、
あなたを騙すためにわざと犯人ではない容疑者にチップを置いたのでした。
シンプルなルールの中に、騙し騙されるスリルがあり非常に良く出来たルールですね。
ブラフ系のゲームが好きな人に特にオススメできるゲームでした!
新版では一部のルールが変更されていますが基本ルールは同じです。
新版でも旧版のルールで遊ぶことができるので、今から購入するなら新版をオススメします!
![](https://bodogenavi.com/wp-content/uploads/2021/05/avatar_kareo.jpg)
読んで下さりありがとうございました!