今日はオインクゲームズさんから発売されている
「ドコジャン」を紹介します!
ゲーム概要
プレイヤーは国の大臣となり、王の飼い犬でお気に入りの1匹を、
自分だけが可愛がろうと部屋に隠します。
あっちの部屋、こっちの部屋をみんなで探しますが、
あなたが隠したひいきの犬は見つかってはいけません。
どの部屋を捜索するかについて、大臣どうしの駆け引きがあります。
あからさまに探すのを嫌がっている部屋があれば、
犬を隠した場所がバレてしまうので気をつけましょう!
ゲーム準備
番号ボードと牌を受け取る
プレイヤーごとに「番号ボード」と同色の「牌」を5枚受け取ります。
牌は1枚だけが犬で、残り4枚はハズレ牌です。
番号ボードを自分の前に置き、その手前に自分だけにオモテが見えるように牌を並べます。
番号ボードが犬を捜索する部屋の番号を表しています。
上記の画像であれば、2の部屋に犬を隠したことになります。
得点チップと失点チップを受け取る
各プレイヤーは、2枚の「得点チップ」と3枚の「失点チップ」を受け取ります。
どちらのチップもオモテにして並べておきます。
ドアチップを並べる
5枚の「ドアチップ」をオモテにしてテーブル中央に並べます。
リーダーマーカーを受け取る
最初のリーダーを適当な方法で決め、「リーダーマーカー」を受け取ります。
ゲームの流れ
プレイヤー同士でどの部屋を捜索するか相談します。
できるだけ自分の犬を隠している部屋を捜索されないように誘導しましょう。
ゲームは、以下の3つのステップを繰り返して進行します。
step
1捜索する部屋を決める
step
2部屋を捜索する
step
3判定
5つの部屋のうち、3つの部屋に自分の犬を隠していないことを証明できれば、得点を獲得できます。
その過程で自分の犬が見つかってしまえば、失点となります。
捜索する部屋を決める
リーダーが部屋を宣言する
まずは5つの部屋のうち、どの部屋を捜索したいかリーダーが宣言します。
宣言した部屋番号のドアチップを裏返します。
リーダーは3以外の部屋に犬を隠しているのかな?
リーダー以外のアクション
リーダーの左隣のプレイヤーから時計回りに、
以下の4つのアクションのうちどれか1つを行ないます。
- 開くドアをOKする
- 追加でドアを開く
- 別のドアに変更する
- リーダーのドアを開く
アクションによってはその場でリーダーが交代になることがあります。
開くドアをOKする
現在の開くドアでOKを宣言します。
リーダー以外の全員がOKした場合は、「部屋を捜索する」ステップに進みます。
追加でドアを開く
まだオープンされていないドアチップを1つ選択し、ウラにします。
さらにリーダーマーカーを受け取ります。
リーダーはハイリスクハイリターンです!
別のドアに変更する
現在ウラになっているドアチップをすべてオモテに戻し、別のドアを指定します。
その際に、元々ウラだったドアの枚数+1枚のドアをウラにしなければいけません。
など、元々ウラだったドアを再度ウラにしてもOK
さらにリーダーマーカーを受け取ります。
リーダーのドアを開く
現在のリーダーの、まだオープンしていないドアを1つ指定して公開させます。
リーダーは途中で交代している場合もあります。
指定するのは「現在の」リーダーです。
誰かがリーダーのドアを指名したら「部屋を捜索する」ステップに進みます。
部屋を捜索する
部屋の捜索は「全員が現在のドアでOKした場合」と「誰かがリーダーのドアを開いた場合」の2パターンがあります。
全員が現在のドアでOKした場合
リーダーから順番に時計回りで順番に開くドアの番号に対応した牌を公開します。
誰かの犬が公開された場合は即座に捜索は終了し、それ以降のプレイヤーは牌を公開しません。
犬が見つかってしまったプレイヤーは失点チップを1枚ウラ返し、
自分の牌をウラ向きで混ぜて再び番号ボードの手前に並べます。
誰かがリーダーのドアを開いた場合
リーダーは指定された自分の牌を倒して公開します。
公開した牌が犬だった場合、リーダーは失点チップを1枚ウラ返し、
自分の牌をウラ向きで混ぜて再び番号ボードの手前に並べます。
リーダーの牌を指定したプレイヤーは、自分の任意の「×」の牌を1枚公開します。
判定
自分の公開した牌の数、失点を受けた数によって勝敗を判定します。
勝敗がつかなかった場合は「捜索する部屋を決める」ステップに戻ってゲームを続行します。
自分の犬以外の牌が3枚以上オープンになった人
5つの部屋のうち3つの部屋に自分の犬がいないことを証明しました!
得点チップを1枚ウラ返し、自分の牌を並べなおします。
2点を獲得した場合はゲームに勝利します!
失点チップが3枚ウラになった人
犬を隠していることがバレてしまいました。
3失点となったプレイヤーはゲームから脱落します。
ゲームの感想
麻雀のような牌がコンポーネントのゲームは珍しいですね。
特別感があって触っているだけで楽しいです。
ゲームは、どこに犬を隠しているのかバレないようにするのは大変です。
特に自分の犬を隠している部屋のドアがオープンされたとき、
どう反応するかが悩みどころですね。
ドアを戻して変更するとバレそうだし、
と言ってそのままにしていたら自分の犬が見つかりそうだし。。。
ただ、どこかで自分の犬の部屋のドアをあえてオープンするようなリスクを取っていかないと
自分の犬を隠し通して3部屋オープンまでたどり着くのは困難に感じました。
リーダー以外のプレイヤーは、全員で合意できないとドアを開けませんが、
リーダーは他のプレイヤーから指定が飛んでくるので、
かなり部屋をオープンしやすい印象です。
そういう意味でハイリスクハイリターンですが。
ブラフが上手くて「×」を指定させるように誘導する自信がある人は、
積極的にリーダーを確保すればいいかもしれませんね。
ブラフとハッタリで自分の犬を隠し、相手の犬を見つけ出す。
濃厚な心理戦を楽しみたい方にオススメのゲームでした!
読んで下さりありがとうございました!