プレイガイド

【Hegemony】必勝戦略ガイド 中産階級編

必勝戦略中産編

みなさんこんにちわ!カレオです。

前回に引き続きHegemony戦略ガイドということで、今回は中産階級編をお届けします。

デザイナー曰く、中産階級が一番難しいクラスであると言われていたりもするのですが、このガイドを読めば恐れることはありません!

基本戦略

繁栄を上げる

中産階級も労働者階級と同じく、得点の大部分を繁栄トラックを上げる事で獲得します。

よって中産階級の基本戦略も「繁栄トラックを上げる」なのですが、中産階級は労働者階級と同じように繁栄トラックを上げていても、絶対に労働者階級には勝てません。

その理由は3つあります。

繁栄トラックのスケールで勝てない

労働者階級の繁栄トラックと、中産階級の繁栄トラックを見比べると分かりますが、トラック後半の獲得VPが異なっています。

繁栄トラック

労働者階級は繁栄トラックカンスト時に10VPを獲得しますが、中産階級はカンストしても7VPしか貰えません。

せっかく同じコストをかけて繁栄トラックを上げても、そもそも繁栄トラックのスケールに差があるので、単純に繁栄トラックでレースをしても労働者階級の獲得VPに追いつけないのです。

準備フェイズで勝てない

労働者階級も中産階級も準備フェイズで繁栄トラックを下げるのですが、労働者階級は1しかトラックを下げないのに対して、中産階級は2下げないといけません。

労働者階級と同じペースで繁栄トラックを上げていると、どんどん引き離されていきます。

手番順で勝てない

アクションフェイズの手番順は労働者階級からスタートするので、市場にある半額や無料のリソースは先に労働者階級に買われてしまいます。

上記3つの理由により、労働者階級と同じように繁栄トラックを上げているだけでは絶対に勝てないようになっています。

それではどうすれば労働者階級を上回れるかと言うと、ずばり繁栄トラックを上げる回数自体で労働者階級に勝つしかありません。

労働者階級が3回繁栄を上げたら、中産階級は4回上げ、
労働者階級が10回繁栄を上げたら、中産階級は12回上げましょう。

その為に意識することは2つです。

完全運用会社の数を繁栄度より多く保つ

中産階級は得点フェイズで、自分の繁栄度よりも完全運用会社(空きスロットの無い会社)の数の方が多い場合に、無料で繁栄を1上げてVPを得ることが出来ます。

これが割と馬鹿にならないVPを稼げますし、このボーナスを取ることで準備フェイズで繁栄を下げる時に実質1下げるだけで済むようになるのでVPの稼ぎやすさが大きく変わります。

このラウンド中に建てる完全運用会社の数と、上げる繁栄度を常に計算に入れて、ラウンド終了時に繁栄トラックが完全運用会社の数より1つ少ない状況になるように調整しましょう。

カレオ
目安として、毎ラウンド1~2社ペースで完全運用会社を増やしていきましょう。

もっと言えば、リソースを人口分確保していて、繁栄トラックを進めることが出来る場合でも、完全運用会社の数に繁栄が追いついてしまう場合は、わざわざリソースを消費して繁栄を上げる必要は薄いです。

放っておいても得点フェイズで繁栄が上がる見込みなのであれば、そのリソースは次のラウンドに温存しておきましょう。

健康、教育、贅沢品をバランスよく生産して自給する

ここが中産階級の大きな強みですが、繁栄を上げるためのリソースは自分の会社で生産でき、購入コストもかかりません。

労働者階級より多くのリソースを確保するためにも、どんどん会社を建てて生産力を上げていきましょう。

特に1ラウンド目は、可能であれば教育の会社を建てるのがオススメ。

中産階級は初期のセットアップで健康を生産できる会社は持っていますが、教育は生産できないので、健康と教育の両方を生産できる状態は早めに実現しておくのが重要です。

その理由ですが、2ラウンド目以降の1手番目は大抵、労働者階級との半額の公共サービスの奪い合いになることが多いです。

その際に労働者階級が健康を買えば、中産階級は残った教育を買う。労働者階級が教育を買えば、中産階級は残った健康を買うのがコスト面では一番良い選択でしょう。

いずれにせよ健康か教育を買うとなった時に、自分の会社で同じリソースを生産していれば、それも同時に購入することができます。

無駄なくリソースを集めるためにも健康と教育は、早めに生産体制を整えましょう。

選択すべき政策

財政

財政

1Bで良いでしょう。

中産階級は特に公開会社の数を増やすことで大きくメリットを受けることは無いのですが、「小規模企業向け助成金」「雇用補助金」などの便利なカードが使えるようになります。

小規模企業向け助成金
雇用補助金

労働市場

労働市場

スタンダードにいくなら2BでOKです。

2Aにすると労働者階級がお金をたくさん持ってしまい、市場のリソース買い占め戦争で不利になります。

2Cになると資本家がどんどんお金を蓄えるので、それはそれで怖いところです。

どちらにも天秤を傾けない2Bが安定ではありますが、労働者階級が明らかに走っている、などの状況であれば一時的に資本家に味方して2Cにするのもアリかもしれません。

逆もまた然り。

課税

課税

課税単独で考えるなら、限りなく3C寄りの3B

3Cにしない理由は、3Cにすると資本家が走り始めてしまうからですが、中産階級も中産階級で常にお金が不足しているので3Cにして課税乗数を1まで下げるのはとても魅力的です。

理想は、別の政策で資本家を絞りながら課税については資本家に寄り添う、とかですかね。

それなら資本家も飛び抜けないでしょうし。

例えば2Aで最低賃金を引き上げて資本家を締め上げておいて、3Cで税金を下げるとか。

ちょっと総合的な判断が必要なので難しい政策ですね。

福祉国家:医療・福祉

福祉国家:医療・福祉

これは4Bですね。

4Aまでしてしまうと、労働者階級に塩を送る結果になりますし、課税乗数が高くなってしまうため、バランスとしては4Bで良いと思います。

福祉国家:教育

福祉国家:教育

これも5Bが良いでしょう。

特に、5Bは中産階級としては1ラウンド目に絶対通したい政策です。

その理由について説明します。

初期セットアップの状態であれば政策は4B、5Cという組み合わせになっています。

健康のみが半額の5金で教育は10金、という状態で2ラウンド目を迎えると、労働者階級の1手番目で半額の健康を買い占められてしまいます。

そこで、5Bを通しておいて健康も教育も5金に揃えておくことで、労働者階級が買わなかった方の半額のリソースを、中産階級の1手番目で買うことが可能になります。

2ラウンド目に限らず、ゲームを通して健康と教育の公共サービスの値段は揃えておく方が、労働者階級に一方的に有利を取られることがないのでおススメです。

外国貿易

外国貿易

6Bがオススメです。

6Cにすることで食料価格が下がるので、中産階級もニーズを満たすフェイズで恩恵を受けることが出来ます。

しかし中産階級は労働者階級と違って食料を自分で生産して無料で自給できるため、労働者階級の方が6Cのメリットが大きくなります。

逆に6Aにすると資本家階級の懐が潤い始めるので、それもよろしくないです。

結局バランスとしては6Bが良いのですが、労働者階級または資本家階級が突き抜けてリードを取っている場合などは、その反対陣営に組してバランスを取ることも良いでしょう。

移民

移民

これは7Aが良いでしょう。

中産階級は人口を少なくキープすることで有利にゲームを進めることが出来るクラスです。

人口が増えると繁栄を上げるためのリソースの消費量が増えますよね?

中産階級はリソースを自給できることが大きな強みですが、ストレージ無しの場合は1種のリソースを8個までしか生産することが出来ません。

ストレージ

例えば健康を8個生産出来ている時に、人口が8であれば、自分自身から購入する無料の健康だけで繁栄トラックを上げることが出来ますが、人口が9になってしまうと外部から不足分の健康を購入しなければならなくなります。

出来る限り自分の生産力の範囲内に人口を抑えることで、無駄な支出を減らして効率的に繁栄を上げていきましょう。

他のクラスとの戦い方

対 労働者階級

まずは市場のリソース買い占め戦争で負けないことが大事です。

手番順では労働者階級の方が先になるので、1手目で安いリソースを買われてしまうのはどうしようもありませんが、その後まだ残っているリソースをそのまま放置するのはよろしくない。

半額や無料のリソースがまだ余っているのならば、こちらも1手目でしっかり買い占めないと、労働者階級の2手目で楽にリソースを渡す結果になりかねません。

買い占め戦争で後れを取らないためにも、労働者階級にはしっかりお金を消費させましょう。

その他では政策で労働者階級と敵対することも可能です。

具体的には2Cで最低賃金を下げる6Aで食料価格を上げる、あたりが効果的です。

ただし上記政策は資本家階級に有利を渡してしまうので、やりすぎないようにバランスを取ることが重要です。

対 資本家階級

基本的には政策で有利を取っていくことになります。

が、中産階級は資本家階級と同じように課税乗数は抑えたいという思いがあるので、政策でがっつりと対立することは難しかったりします。

その中で唯一明確に資本家と対立できる政策が移民政策です。

移民

選択すべき政策でも記載した通り、中産階級は7Aで人口を抑えることが重要です。

反対に資本家階級は、会社を建てるにも働き手が必要になるので、人口は多い方が望ましいのです。

積極的に7A政策を通して資本家の会社設立を妨害しましょう。

もう1つ、資本家にダメージを与えるテクニックがあります。

それは「会社を設立する」アクションです。

自分の会社を設立する時、労働者を会社に割り当てる必要がありますが、失業者エリアの労働者を割り当てないといけないと思い込みがちです。

失業者エリアの労働者

実はこれ、他の会社で働いている労働者でも割り当て可能なので、資本家階級の会社で働いている労働者を持ってきても良いんですよね。

資本家の会社で働く労働者を割り当て可能

資本家の会社から労働者を引き抜いて、会社を稼働できなくすれば、資本家の生産力にダメージを与えることができます。

ただし中産階級の賃金収入の低下と、空いたスロットに労働者階級が割り当てられると、労働組合結成の条件を満たしてしまったりというデメリットもあるため、よく考えて実行しましょう。

対 国家

各種、国家からの補助金を得るカードで細かく国家のお金を減らしてIMF介入を狙います。

特に国家へのダメージが大きいカードは「健康危機」「高等教育プログラム」です。

健康危機
高等教育プログラム

リソースを国家に売りつけ、最大で60金を国家に負担させることが出来ます。

資本家も同様に国家にリソースを売りつけるカードがあるので、それとタイミングを合わせて使用することができると国家の財政破綻を引き起こすことが出来るでしょう。

終わり

以上が中産階級の戦略ガイドです。

中産階級も基本的にはいかに繁栄を上げるかを考えればいいので実はそんなに難しくはないです。

このガイドを参考に中産階級で覇権を握りましょう!

-プレイガイド
-,

© 2024 ボドゲnavi Powered by AFFINGER5