今日はアークライトさんから発売されている
「ダブルナイン」を紹介します!
ゲーム概要
手札からカードを1枚自分の前に出して、2ケタの数字を作ります。
ゲーム終了時に2ケタの数字がもっとも大きい人が勝利します。
カード効果で他人の妨害ができるので、思うように数字を大きく出来ないのがこのゲームのおもしろいところです。
シンプルなルールで遊びやすい軽量級カードゲームです。
ゲーム準備
00カード
各プレイヤーは「00カード」を1枚ずつ受け取り、自分の前に置きます。
これは「ジュウノクライ」と「イチノクライ」が最初は00であることを表しています。
手番中はここにカードを置いて「ジュウノクライ」と「イチノクライ」の数字を更新していきます。
カードを配る
カードをシャッフルして山札を作ります。
山札からカードを1枚、ウラ向きのままゲームから除外します。
そして各プレイヤーに1枚ずつ手札を配ります。
ゲームの流れ
スタートプレイヤーから時計回りで手番を行ないます。
手番プレイヤーは山札からカードを1枚引いて手札を2枚にします。
2枚の手札から1枚を選択してジュウノクライかイチノクライに置きます。
カードを出したら、カードに書かれた効果を使用します。
例えば、「6.堕天使」は、自分以外のジュウノクライとイチノクライを入れ替えます。
失楽園
他の人全員は、「ジュウノクライ」と「イチノクライ」の一番上のカードを入れ替える(片方がない人は入れ替えない)。
相手が80とか90以上の大きい数字を作っている時に使えば効果的です。
他には「5.シスター」のように他人の攻撃からカードを守る防御的なカードもあります。
神の加護
これが場札の一番上にある限り、これの隣の「クライ」は、他の人からの効果を打ち消す。
「1枚引いて1枚出す」を、山札が無くなるまで順番に繰り返します。
ゲームの終了
ゲーム終了時に2ケタの数字がもっとも大きい人の勝利です。
最初に2勝した人が総合優勝となります。
ゲームの感想
とにかくカードのイラストが可愛い!
僕はこういうデフォルメの効いたイラストは大好物です。
ルールはこの上なくシンプルなので子どもでも遊べるパーティーゲームです。
対象年齢8歳以上ですが、100までの数字の大小さえわかれば、それ以下の年齢でも問題なく遊べます。
カード効果は大人がサポートしてあげればいいですし。
幅広い層に受け入れられるゲームなので、常にカバンに忍ばせることをオススメできます。
このゲームで「なるほど」と思ったのが、「9.ルナ」のカード効果でした。
やっぱりみんな2ケタの数字で最大の99を目指すわけです。
だからゲームタイトルがダブルナインなんですけど。
で、山札から「9」を引いたらジュウノクライに置きたいですよね。
90以上って相当強いですから。
でも「9」の効果はこれです。
魅惑の月
これを自分の「イチノクライ」に置く。
そう、イチノクライにしか置けないんですよ。
じゃあ99なんて無理じゃん!となるわけですが、やはりそこはきちんとカード効果を使えばいけるわけです。
例えばこれです。
蘇生
これの下のカードを1枚選び、これの隣に置く。
「9」の上に「4」を重ねると、その下のカード、つまり「9」を「4」の隣に置けるんです。
これで問題なく94の完成です!
90以上の数字は簡単には作れないようにデザインされているのが考えられているなーと感じました。
無事に「9」をジュウノクライに置けても安心はできません。
先に紹介した「6.堕天使」でもそうですし、
「2.愛子」でジュウノクライを上書きされて数字が小さくされてしまうこともあるので、最後の最後まで誰が勝つかわからないのです!
ラブレター
これを他の人の「ジュウノクライ」か「イチノクライ」に置く。
だからこそトップが突き放してしまって勝敗が決してしまうこともなく、最後までカード効果に一喜一憂しながら盛り上がれるのがダブルナインの魅力ですね。
さらにダブルナインは元々妄想ゲームズ☆さんから発売されていたゲームを、アークライトさんがリメイクしたもので、アークライトバージョンには拡張カードが入っています。
拡張カードにはさらに強烈な効果のカードもあり、よりエキサイティングなゲームを楽しめます。
一粒で二度おいしい・・・、
いや基本カードと拡張カードを混ぜたり、公式のオプションルールなども含めると、一粒で三度も四度もおいしいオススメのゲームでした。
読んで下さりありがとうございました!