レビュー

【レビュー】タイムボム:少人数から遊べる正体隠匿系ゲーム

タイムボム
カレオ
こんにちわ!カレオです。
今日はアークライトさんから発売されている「タイムボム」を紹介しようと思います。

ゲーム概要

みなさんもドラマで、爆弾に繋がる赤コード青コードのどっちを切ればいいんだ!?みたいなシーンを見たことありますよね。

「タイムボム」もそんなゲームで、あなたはタイムポリスとなって、たくさんの導線の中から解除用の導線を切ってタイムボムの解除を目指します。

ただし、タイムポリスに紛れたボマー団はタイムボムの爆発を狙っているので、誰が敵で誰が味方かを正しく見抜き、自陣営の勝利を目指しましょう!

ゲーム準備

陣営の決定

まずはタイムポリスorボマー団の陣営を決めるために、プレイ人数に応じて陣営カードを準備します。

4人プレイの場合はタイムポリス3枚とボマー団2枚をよくシャッフルし、1枚ずつ配ります。

陣営カード

余ったカードは表を見ずに箱に戻します。

自分が引いた陣営カードはゲーム終了時まで誰にも見せてはいけません!

カレオ
これでボマー団が1人ないし2人紛れ込み、
誰が味方か分からなくなりました。

導線カードの準備

プレイ人数に応じて導線カードを準備します。

導線カードには「解除」「BOOM」「し~ん」の3種類があります。

解除

解除カード

タイムボムを解除するための導線カードで、プレイ人数と等しい枚数を準備します。

4人プレイなら全体で4枚使います。

この解除カードを全て切断してタイムボムを解除することがタイムポリスの目的です。

BOOM

BOOMカード

タイムボムを爆発させる導線カードで、プレイ人数に関係なく1枚だけです。

BOOMカードを切断してしまったら、その時点でボマー団の勝利となる重要なカードです!

し~ん

し~んカード

解除も爆発もしない、いわゆるハズレカードです。

準備する導線カードの大多数はこれです。

導線カードの配布

導線カードが準備できたら、よくシャッフルして1人に5枚ずつ配ります。

カードが配られたら各自の導線カードのオモテ面を確認して「解除」「BOOM」「し~ん」の内訳を覚えます。

確認が出来たら5枚の導線カードをよく混ぜ、自分自身もオモテ面を見ないようにして手元に伏せて並べます。

カレオ
自分の導線カードの内訳は分かるけど、
どれがどれなのか自分自身も分かりません!

解除チップの準備

解除チップ

今回のゲームで使う解除カードと同数の解除チップを、赤面を上にしてテーブル中央に並べます。

このチップは、ゲーム中に解除カードの切断に成功した回数を表すためのマーカーです。

スタートプレイヤーの決定

ニッパータイル

スタートプレイヤーを決定し、スタートプレイヤーがニッパータイルを受け取ります。

ニッパータイルを持っているプレイヤーが「ニッパー係」となり、ゲーム中で導線を切っていく役割を持ちます。

カレオ
ニッパー係は責任重大!

ゲームの流れ

ゲームは最大4ラウンドで、「導線カードの切断」「ニッパー係の交代」を繰り返します。

導線カードの切断

ニッパー係が1枚導線カードを選び、切断します。

この時、自分以外の誰かの導線カードを選択しなければいけません。

カレオ
自分が解除カードを持っていても、自分で切ることはできないので
他の人に切ってもらう必要があるんです!

全員で相談して、だれのカードを切るべきか考えましょう。

相談の時は自分が何の導線カードを何枚持っているのか話してOKです。

ココがポイント

相談の時、タイムポリスは正直に解除カードやBOOMカードの有無を言えばいいですが、ボマー団はうまく嘘をついて誘導する必要があります。

解除を持っているのに持っていない、と言ったり
BOOMを持っているのに解除がある、などと嘘をついてタイムポリスを混乱させましょう。

切断する導線カードを選んだら、選んだカードをオモテにします。

選んだカードが解除であれば、解除チップを1枚裏返し、すべてのチップを裏返したらタイムポリスの勝ちです。

解除成功

BOOMの場合はその時点でボマー団の勝利が決定し、ゲームの終了へ進みます。

BOOM以外の場合はニッパー係を交代し、ゲームを続行します。

ニッパー係の交代

導線カードを切られた人が次のニッパー係となります。

ニッパー係は切断する導線カードを選ぶと同時に、次のニッパー係を指名するということです。

カレオ
ボマー団にニッパーを渡すと、BOOMを狙われるので
極力ニッパー係にしないように注意が必要!

ラウンドの終了

導線カードをプレイ人数と同数切断してニッパー係を交代した後でラウンドが終了します。

4人プレイなら4回切断したらラウンド終了

ラウンドが終了すると、切断されずウラ向きで残った導線カードは、オモテを見ずに全て回収します。

その後シャッフルして再度配り直されます。

つまり、「あれ?解除カードの枚数が合わないから誰か嘘をついてる・・・」となっても、ラウンドが終われば全てシャッフルされるので真相は闇の中なのです。

配り直されるカードの枚数は前回のラウンドよりも1枚少ない枚数になります。

ゲームの終了

以下のいずれかの条件を満たした時にゲームが終了します。

  • すべての解除を切断した
  • BOOMを切断した
  • 4ラウンド目が終了した

すべての解除を切断できればタイムポリスの勝利

BOOMを切断してしまった場合はボマー団の勝利

4ラウンド目が終了しても解除成功できなかった場合は、時間切れによる爆発でボマー団の勝利になります。

カレオ
タイムポリスもボマー団も
味方を見極め、うまく連携して勝利を目指そう!

ゲームの感想

いわゆる正体隠匿系の「人狼」系統のゲームです。

ただし「タイムボム」「人狼」と大きく違うのは、途中脱落が無いことですね。

「人狼」の場合は自分が人狼とバレたら吊られて脱落ですが、「タイムボム」は自分がボマー団だとバレても追放されることはありません。

さらに言えば、ボマー団であることがバレても導線カードの配り直し時に運よく解除カードが手札に入れば良いんです。

タイムポリスは解除を切らないといけないので、ボマー団だと分かっていてもニッパーを渡さざるを得ないです。

ニッパーさえ手に入れればBOOMを狙ってワンチャン逆転も狙えます!

破綻をそこまで恐れず、気楽に立ち回っても問題はないと思いますので、正体隠匿系のゲームに苦手意識のある人でも楽しめると思います。

上級ルール

ゲームに慣れてきたら、第3陣営のスパイを入れてみるのも楽しいですよ。

スパイ

スパイの勝利条件は4ラウンド時間切れまで完全解除も爆発もさせないことです。

通常ルールだと時間切れはボマー団の勝利ですが、それがスパイの勝利に置き換わり、ボマー団の勝利条件はBOOMの切断のみとなります!


カレオ
以上、「タイムボム」の紹介でした。
読んで下さりありがとうございました!


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