こんにちわ!カレオです。
今回はEngamesさんから発売されている「キャンバス」を紹介します。
このゲームの魅力は何といってもステキなコンポーネント。
透明な芸術カード、かわいいリボン、手触りの良い布製キャンバスマットなど、かなりこだわった内容物になっています。
今年日本語版が発売されてからは、その映えるゲーム性もあってSNSで話題になっていました。
そのため品切れがずっと続いていたのですが、この度2022年1月13日に再販が決定されて、現在再び話題となっているゲームです!
再販予約をするなら今!ということで、
キャンバスがどんなゲームなのか、しっかり紹介したいと思います。
プレイ人数 | 1~5人 |
プレイ時間 | 30分 |
対象年齢 | 14歳以上 |
ゲームの概要
プレイヤーは画家となって芸術祭に出展します。場に並んだ芸術カードを獲得し、それを重ねて絵画を描きましょう。
透明な芸術カードの重ね方によって異なる絵画が出来上がり、それによって得点カードの条件をより多く満たすことを目指します。
最も多くのポイントを獲得したプレイヤーが、芸術祭の栄誉賞を受賞してゲームの勝者となるのです。
ゲームの準備
キャンバスマット
テーブルの中央に「キャンバスマット」を広げます。
布製の専用プレイマットになっていて、どこに何を配置すればいいのか分かりやすく出来ています。
得点カード
「得点カード」の中からランダムに4枚を選び、マットの上に置きます。
これが今回のゲームで得点を得るための条件になります。
プレイヤーのセットアップ
各プレイヤーはスリーブに入った「背景カード」を3枚と、「パレットトークン」を4つ受け取ります。
背景カードは自分の絵を描くキャンバスになっていて、
この3枚のキャンバスに、より優れた3つの絵画を完成させることを目指します。
芸術カード
「芸術カード」をシャッフルし、デッキボックスに入れます。
芸術カードは、透明のカードに部分的な絵画のパーツが描かれていて、複数枚を重ねて1つの絵画を完成させる仕組みになっています。
さらにカード下部にはその絵の要素アイコンが記されています。
要素アイコンにはカラー、シェイプ、テクスチャ、トーンの4種類があり、どのアイコンを何個集めるかで得点カードの達成度を競うことになります。
デッキボックスはマット右下のスペースに配置し、そこから5枚の芸術カードを引いてデッキボックスの左側に並べます。
ゲームの流れ
スタートプレイヤーから時計回りで手番を行ないます。
手番プレイヤーは以下の2つのアクションのどちらかを実行します。
- 芸術カード1枚を取る
- 絵画1枚を完成させてリボンを得る
芸術カード1枚を取る
場に並んだ5枚の芸術カードの中から1枚を獲得します。
一番左の芸術カードを選んだ場合は無料で獲得できます。
それより右にある芸術カードを選んだ場合は、選んだ芸術カードの左側にあるすべてのカードに1つずつパレットトークンを支払います。
このようにして芸術カードの上に置かれたパレットトークンは、そのカードを獲得するプレイヤーが一緒に獲得することができます。
芸術カードを獲得して空いたスペースには右側のカードを詰めて、一番右のスペースにデッキボックスから芸術カードを補充します。
芸術カードは手札に加えますが、手札上限は5枚までなので、既に5枚の手札がある場合はこのアクションを選択できません。
その場合は次の「絵画1枚を完成させてリボンを得る」アクションを選択する必要があります。
絵画1枚を完成させてリボンを得る
手札の芸術カード3枚を使って絵画を完成させることが出来ます。
まず3枚のカードを自由な順番で重ねて、背景カードのスリーブに入れます。
注意ポイント
芸術カードにはそれぞれアイコンが表示されていますが、
重ねる順番によってアイコンが隠れて見えなくなります。
得点計算の対象になるのは表から見えているアイコンだけなので、
どの順番で重ねてどのアイコンを隠すかが重要です。
次に、完成した絵画の下部に表示されている要素アイコンを参照し、得点カードと見比べて条件の達成度を確認します。
例えば、以下の絵画はカラー1個、テクスチャ2個、トーン1個の要素アイコンを持っています。
赤いリボンの得点カードを見ると、「ちょうど1個のカラーアイコン」という条件なので、完成した絵画は条件を達成出来ていますね。
条件を満たすと、その得点カードに対応する色の「リボン」を獲得します。
ゲーム終了時に持っているリボンの数によって、得点カードに記載されたVPを得ることが出来ます。
また、ボーナスアイコンによって指定されたアイコンを持っている場合は「ボーナスリボン」を獲得します。
ボーナスリボンはゲーム終了時に1個で2VPになります。
ゲーム終了
全プレイヤーが3枚の絵画を完成させたらゲーム終了です。
集めた各色のリボンがそれぞれ何点になるかを計算し、合計点がもっとも高いプレイヤーがゲームの勝者になります。
ゲームの感想
透明カードを重ねて絵画を作るアイデアが秀逸ですね。
カードの組み合わせ、重ねる順番によっても違う作品になるので、毎回どんな作品が出来るのかワクワクします。
こだわる人は背景カードの色合いまで作品テーマに合わせて選ぶくらい画家になりるので楽しいですよ。
リボンの数と得点カードの記載だけで獲得VPが決まるので、複雑な得点計算はなくルールがシンプルで分かりやすいです。
見通しが良いのでゲーム中にそこまで悩むこともなく、かなり軽量級寄りの中量級ゲームといった印象。
ゲーマーには少し物足りないかも知れませんが、家族や友達とワイワイ遊ぶゲームとしてかなり完成度が高いです。
プレイ人数も1~5人と幅広く対応しているので、ソロゲーマーのソロバリアントから、
4人用ゲームではなかなかカバーできない5人でも遊べるのがgood。
あと個人的にすごいと思ったのが、このパッケージですね。
「Canvas」というタイトルも、メーカーのロゴもない。本当に油絵の絵画のようなパッケージ。
すごいデザインだなと思っていたら、その理由は箱の裏にありました。
それがこの穴。
このボドゲ、なんと壁掛け出来るんですね。
こんな収納方法があるボドゲが他にあっただろうか。いやない。(反語)
収納スペースに苦しむボードゲーマーに優しいゲームですね!
さらに2022年1月~2月にはCanvas拡張の日本語版も発売予定です。
拡張で遊ぶためにもこの再販のタイミングで入手すべきゲームではないでしょうか!
読んで下さりありがとうございました!