レビュー

【レビュー】レディファースト:紳士的にレディを口説け!恋の駆け引きを堪能できる2人用カードゲーム

レディファースト

こんにちわ!カレオです。

今回紹介したいゲームはこちら。

レディファースト

アークライトゲームズさんから発売されている「レディファースト」です。

レディファーストは、男女の恋の駆け引きをテーマにしたゲームです。

元は2016年にゲームデザイナーの米光一成さんが発表したものですが、2020年にアークライトゲームズさんで製品化されました。

私が購入したのは新版の方で、すごくオシャレにまとまって良い感じ!

大人の雰囲気たっぷりのカードゲームです。

プレイ人数2~4人
プレイ時間5~15分
対象年齢8歳~


ゲームの概要

レディファーストは2人用のカードゲームです。

1人がレディ、もう1人がジェントルとなって、口説き口説かれる恋の駆け引きを楽しみます。

手番ではお互いの手札を交互に出していき、出したカードによって「次に場に出すカード」を制限していきます。

その制限によって、レディに最高の手札である「12」を出させることが出来たらジェントルの勝利。

「12」を出さなければレディの勝利です。

ゲームの準備

レディ役とジェントル役をどちらが担当するか決定し、

レディは「レディカード」を、ジェントルは「ジェントルカード」を受け取ります。

レディカードとジェントルカード

カードには数字が描かれていて、レディカードは1~12の12枚。

ジェントルカードは2~12の11枚です。

それぞれのカードをウラ向きでシャッフルし、山札を作ります。

それぞれシャッフルして山札を作る

ゲームの準備は以上です。

カレオ
準備がめちゃくちゃ簡単ですね!

ゲームの流れ

レディとジェントルで交互に手番を行ないます。

当然レディファーストなのでレディの手番からスタートします。

カレオ
ジェントルは「レディファースト」と発言して
レディに手番を促しましょう。

手番プレイヤーは「一口飲む」or「ささやく」のいずれかのアクションを実行します。

一口飲む

「一口飲みます」と宣言し、山札からカードを1枚引いて手札に加えます。

山札からカードを1枚引く

ゲーム開始時は手札が0枚なので必ず一口飲まなければいけません。

また、手札の上限は5枚までなので、既に手札が5枚ある時は一口飲むことは出来ません。

カレオ
手札が5枚ある場合は「ささやく」アクションをしましょう。

ささやく

手札のカード1枚をオモテ向きで場に出し、カードに書かれている愛の言葉をささやきます。

ささやく
カレオ
役に成りきってささやくと盛り上がりますよ!

場に何もカードが無い場合は自由にカードを出せますが、既に場にカードが出ている場合はその制約を受けることになります。

カードによる制約

カードの横に数字が並んでいて、ここにある数字が次に出せるカードを表しています。

カードによる制約
カレオ
1枚のカードでレディに対する制約と
ジェントルに対する制約の両方があります。

上記画像の例であれば、レディが8を出した時、

その次にジェントルがカードを出すのであれば、10以上8は出すことが出来ません。

また、レディが続けてカードを出す場合でも、6以下のカードは出せません。

ポイント

レディカードは、それより大きいジェントルカードを制限します。
ジェントルカードは、それより小さいレディカードを制限します。

つまり、レディカードは数字をどんどん下げる方向に動かし、
ジェントルカードは上げる方向に動かします。

このような制約によって、相手の出すカードを制限して

自分の思うように恋の駆け引きを繰り広げるのがこのゲームの面白いポイントです。

ゲームの終了

ゲームの終了は3パターンあります。

レディが「12」のカードを出した

ジェントルがレディを上手く誘導して「12」のカードを出させた場合、ジェントルが勝利します。

レディが「12」のカードを出した

見事にレディを口説き落としたジェントルは、レディと素敵な夜を過ごすでしょう。

ジェントルがカードを出せなくなった

ジェントルの手札が5枚に達しており、そのどれも出すことが出来ない場合、レディが勝利します。

ジェントルがカードを出せなくなった

レディの魅力の前に愛の言葉をささやけなくなったジェントルは、スゴスゴと引き下がるしかありません。

レディがカードを出せなくなった

レディの手札が5枚に達しており、そのどれも出すことが出来ない場合もレディの勝利です。

レディがカードを出せなくなった

レディの気持ちも考えず、グイグイ押しすぎたジェントルとレディの会話は途切れてしまいました…。

ゲームの感想

レディとジェントルの口説き口説かれ恋の駆け引きを楽しむゲーム。

カードが恋愛洋画のようなシネマティックでお洒落な雰囲気でいい感じ。

レディカードとジェントルカード

カードをプレイする時に甘いカードテキストを読み上げながら成りきってプレイするとさらに楽しいです。

ゲームは12までの数字が書かれたカードを交互にプレイして進行します。

数字の大きいカードほど次に相手が出すカードを厳しく制限でき、

ジェントルは制限によってレディに12のカードを出させれば勝ち。

それ以外の決着はすべてレディの勝ちなので、

ジェントルが序盤から制限の厳しいカードを出しても、レディの手札にそもそも12が無くて

カードを出せなくなってしまってジェントル側の負けになるのが面白い。

がっつくだけの男にジェントルの資格は無いということです(笑)

ジェントルたる者、レディの気分を徐々に盛り上げながら会話をエスコートしなければなりませんからね。

基本的にジェントルは、相手が12を引くまではゆっくりと弱いカードで会話を繋ぎ、

後半にかけて徐々に強いカードを出してレディをその気にさせないといけません。

単に「カードをプレイする」ではなくて「会話」のやり取りであると意識して、

うまく会話を繋げられるかどうかという部分がすごくテーマにマッチしています。

そこが本当にじっくりと女性を口説いているような感覚を体験できて面白いです!

この新版からは複数のジェントルが1人のレディを奪い合うシェアハウスラブルールが追加されており、

わいわい遊べるパーティゲームとしても楽しめるのでおススメです。


カレオ
以上、「レディファースト」の紹介でした。
読んで下さりありがとうございました!


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