レビュー

【レビュー】花とミツバチ:蜜を集めてハチミツを作ろう!マスの移動とVP獲得の連動が頭を悩ませる中量級ゲーム

花とミツバチ

こんにちわ!カレオです。

みなさんミツバチって知ってますよね。

突然ですが、ひとつミツバチの雑学を披露したいと思います。

働きバチは全部メスということを知ってますか?

そう、花の間を飛び回って蜜を一生懸命集めているのはメスだけなんです。

じゃあオスは何しているのかと言うと、巣の中でずっとグータラしていて、働きバチからエサをもらって生活しているそうです。

もうね。ヒモじゃん。

ヒモバチですよこれは。

彼女だけ働かせて、お小遣いもらってパチンコ打ちに行くタイプですね。

そんなヒモバチも最終的には、繁殖期が終わると働きバチに巣を追い出されるそうですw

彼女も目が覚めてヒモ彼氏を叩き出したんですね。

因果応報。

そんなわけで(?)今日はハチを題材にした花とヒモバチ…じゃなくて、

「花とミツバチ」を紹介します。


ゲームの概要

プレイヤーはミツバチとなって花から花を飛び回り蜜を集めます。

ただしハチは真っすぐ飛ぶことはできず、あっちに行ったりこっちに行ったりするので目的の花に着くのもひと苦労。

狙い通りに移動するためにはしっかりとした飛行計画が必要になるでしょう。

花から集めた蜜は巣に収納し、目的カードに沿う配置にすることでハチミツ(=勝利点)になります。

しかし飛行計画と連動した配置制限のせいで、思うようにはいきません。

次の花への移動、巣への収納の両方を満たす、上手な飛行計画を立てたプレイヤーが勝利に近づけるのです。

ゲームの目的

共通目的カードおよび、個人目的カードを達成し、ハチミツを集めます。

ゲーム終了時、もっとも多くハチミツを集めたプレイヤーが勝利します。

ゲームの準備

お花畑

「花とミツバチ」のゲームボードは、カタンに代表されるようなモジュラーボードとなっていて、プレイ毎に異なる盤面でゲームを楽しめます。

「スタートタイル」を中心として、それぞれ色の異なる花が描かれた「花タイル」を周りに配置してお花畑を作ります。

お花畑

ポイント

同じ色の花は極力隣合わないように配置するのが良いでしょう。

その後、花の中央とその周りに、対応した色の「蜜トークン」を置きます。

蜜トークン

花の中央は大きい花の蜜、その周りは小さい花の蜜です。

プレイヤーの準備

プレイヤー毎に、「蜂」「蜂の巣ボード」「プレイヤーマーカー」を受け取ります。

プレイヤーの準備

これがのコマ。

蜂

ファンシーな見た目でいい感じです。

カレオ
羽もついてて可愛い!

蜂のコマはスタートタイルの任意のマスを選んで、コマの頭を矢印の向きに合わせて置きます。

蜂のコマの配置

蜂の巣ボードは獲得した蜜を収納する巣を表しています。

蜂の巣ボード
カレオ
ダブルレイヤーでしっかりした作り。

蜂の巣ボードに収納できる蜜の数には12個までという上限があります。

ボード上部の穴が13個あるので、ゲーム開始時はここの一番左の穴にプレイヤーマーカーを刺しておきます。

プレイヤーマーカー

ゲーム中、蜜を1つ獲得する度にプレイヤートークンを1つ右の穴に移動していき、12回右に移動したらゲーム終了のトリガーになります。

目的カード

「目的カード」は、ハチミツ(=勝利点)を獲得するための条件が記載されているカードです。

目的カード

これらの目的をできるだけ多く達成することでゲームに勝利できます。

目的カードはレベルで3段階に分けられていて、ビンのフタの色で見分けます。

ビンのフタ

レベル別に目的カードをシャッフルし、各レベルのカードを1枚ずつ公開します。

これがプレイヤー全員の共通の目的カードになります。

共通の目的カード

その後、各レベル1枚ずつ3枚の目的カードをプレイヤーに配ります。

プレイヤーはその中から任意の2枚を選択して手元に残し、選択しなかった1枚は箱にしまいます。

つまり、3枚の共通目的2枚の個人目的の合計5つが、ハチミツを得るために使用する目的カードになります。

カレオ
以上で準備は終了です

ゲームの流れ

スタートプレイヤーから時計回りに手番を行ないます。

手番は以下のフェイズで構成されます。

  • 飛行計画
  • 飛行と花の蜜の収集
  • 花の蜜の収納とハチミツ作り

飛行計画

自分の蜂のコマをどの方向に移動させるかを決めるフェイズです。

蜂は好きな方向に自由に飛べるわけではなく、方向ごとに何マス飛べるかの制限が台座に描かれています。

例えば、斜め前方は「1/5」なので、1マスか5マスならば移動可能です。

斜め前の制限
カレオ
斜め前方に2マス・3マス・4マスの移動をすることは出来ません!

同様に、斜め後方は「2/4」なので2マスか4マス。

斜め後ろの制限

真後ろには3マス移動できます。

後ろの制限

しかし、前方には進めないので、真っすぐ飛び続けることは出来ないようになっています。

前方の制限

そのため、進みたい方向があっても、いったん別の方向に飛ぶ必要が出てくるのです。

この移動のままならなさ・不自由さが、蜂があっちこっちに飛び回る感じをうまく再現しています。

進む方向を決めたら、その方向へ蜂の向きを変更します。

飛行と花の蜜の収集

蜂を移動させて蜜を収集するフェイズです。

飛行計画フェイズで宣言した数だけコマを進めます。

コマの移動

上記画像では、飛行計画で後ろに3マス進むことを宣言し、蜂の向きを変えて3マス進んでいます。

飛行の終了地点に蜜トークンがある場合は、蜜を獲得することができます。

小さな花の蜜がある場合

進んだ先のマスの周囲に小さい花の蜜がある場合は、それを獲得して手元に置きます。

止まったマスの周りにある小さい花の蜜を獲得

大きい花の蜜がある場合

花の中央の大きい花の蜜のあるマスに止まった場合は、大きい花の蜜1個と、その周りにある小さい花の蜜の中から任意の1個を獲得します。

大きい花の蜜と小さい花の蜜を両方獲得

注意ポイント

大きい花の蜜と小さい花の蜜による得点の違いはありません。
あくまで一気に2個獲得できるというおトクさが違うだけです。

花の蜜の収納とハチミツ作り

飛行と花の蜜の収集フェイズで蜜を獲得していた場合は、花の蜜を収納します。

蜜を獲得していなかった場合はこのフェイズをスキップし、次のプレイヤーの手番になります。

獲得した蜜を蜂の巣ボードの任意の部屋に収納するのですが、ここで1つ配置制限があります。

それは、「飛行フェイズで進んだ数に対応する部屋にしか蜜を収納できない」です。

例を見てみましょう。

以下のプレイヤーはボード中央の段で紫の蜜を2個並べています。

紫の蜜

達成しようとしている目的カードはこれです。

同じ色で直線状に3つ並べばいいので、もう1つ紫の蜜を並べるとハチミツを4滴獲得できますね。

そこで、斜め後方2マス移動で紫の蜜を獲得しました。

これで目標達成かと思いましたが、配置制限によってこの蜜は「2」に対応するマスにしか収納できません。

2の部屋にしか蜜を収納できない

上記の例では「1」のマスに蜜を配置できず、ハチミツを得ることは出来ませんでした。

このように、目的の蜜をただ獲得すれば良いわけではなく、「何マス進んで獲得するか」まで含めて重要なので、そこまで見越した飛行計画を立てる必要があるわけです。

カレオ
飛行計画にかなり頭を使いますよ。

蜜を蜂の巣ボードに収納したら、その数に応じてプレイヤーマーカーを右に動かします。

プレイヤーマーカー

この時、ボードの一番右に達したプレイヤーが出たら、それが終了のトリガーになります。

ゲームの終了

終了トリガーが発生したら、全員の手番数が同じになるように手番を進めます。

(スタートプレイヤーの右隣の人の手番までゲームを続行する)

その後、各目的カードの達成状況を確認し、もっともハチミツを獲得したプレイヤーがゲームに勝利します。

ゲームの感想

まず先に伝えておきたいのですが、付属のインサートが最高です。

花タイルを収納し、

インサート

蜜トークンを大きさ毎に分けて収納。

インサート

その上に蜂の巣ボードを入れると高さもぴったり。

インサート

ボードがフタの役割をしてくれるので、縦置きしてもバラバラになりません。

ダブルレイヤーなボードや、かわいい蜂のコマ。

インサート含めてコンポーネントはとても充実しています。

で、ゲームの感想はと言いますと、

しっかり悩ませてくれるお洒落にまとまった中量級ゲームという印象です。

このゲームの肝は、やはり飛行計画ですね。

蜜を獲得できるマスへの移動と、巣への収納の両方が関係するので、無計画に蜜を取っていたら思ったように点数が伸びません。

私も初めの頃は割と無計画に蜜取ってたんですよ。

ついつい大きい花の蜜を狙っちゃうんですよね。

カレオ
2個ももらえるなんておトクやん!

でも適当にとった蜜だと、目的カードをうまく達成できないことに気づくんですよw

カレオ
あれ、色が目的と合わないんだが。

適当に獲得した2つの蜜よりも、目的カードに合致した計画通りの1つの蜜の方が大事!

というわけで飛行計画が重要なんです。

だからゲーム中は、狙っている蜜トークンにちょうど目的の数字で到達できるルートを全力で探します。

カレオ
白の蜜トークンを「4」で獲得しないといけないという事は、
まずはこの中継ポイントまで行かないといけないんだな。
中継ポイントにこの向きで到達するためには一旦こっちに移動する必要があるか…。

なんて感じです。

正解ルートの探索ボードへの蜜の収納は、パズルゲームの感覚に近いかもしれません。

またインタラクションという面では、蜜トークンは早い者勝ちというくらいで他のプレイヤーへの直接的な妨害は無いです。

得点は各自の蜂の巣ボード上だけで完結するので、基本的には自分のボードだけを考えればOK。

ですのでバチバチの殴り合いが苦手な方でも楽しめると思います。

手番でやることはシンプル。

それでいて、しっかりと頭を使う必要があってやり応えのあるゲームでした。

1ゲームも短く30分程度なので、気軽に遊べるのも良いですね。

ファンシーなコンポーネントも相まって見た目にも楽しいので、ぜひ遊んでみてください。


カレオ
以上、「花とミツバチ」の紹介でした。
読んで下さりありがとうございました!


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